こんにちは、むぎ茶です。
今回お話しするのは犬種図鑑について。
私はいろんな犬種図鑑を集めるのが結構好きでして、それぞれに個性があってとても面白いんですよ。
その中でも好きな図鑑がブルース・フォーゲル著の新犬種図鑑。
2002年刊行のちょっと古い図鑑で、初めて買ったとても思い出深いもののひとつです。
とても大きい図鑑で定価も6800円と結構高いですが、その分だけ迫力もあるし、中身もたっぷり大容量です。
今からその魅力を紹介していきます。
魅力その①:人と歩んできた犬のルーツ
図鑑の最初の数ページは犬の歴史や変遷が書かれていまして、これだけで本ができるんじゃないかってくらい事細かに書かれています。
犬はオオカミの子孫だということは広く伝わっていますが、それよりもはるか昔のルーツはミアキスという動物だといわれています。
さらにほかのイヌ科動物についても触れており、イヌのみならずその周辺の動物についての歴史も知れるというわけです。
また、人とともに歩んだ歴史も載っているんです。
絵画に描かれた犬について、宗教や装飾品に現れる犬と人との共生の歴史なんかが載っています。
この項目は犬の歴史という観点で見てもかなり斬新でとても面白かった!
絵画に犬が描かれているのは何点か知っていましたが、それらを通して犬と人の関係性の変遷が見てとれるのは非常に興味深く読むことができると思います。
魅力その②:圧巻の犬種数
この図鑑に載っている犬種の多さは圧巻です。
たいていの犬種図鑑は人気犬種を中心とした約180種前後が紹介されていますが、この新犬種大図鑑はなんと420種以上!
メジャーな犬種から聞いたこともないような犬種まで幅広く載っており、犬好きには垂涎ものではないでしょうか。
こう見えても大学では4年間犬の行動学(正確には伴侶動物学)を専門に研究していただけあって、犬は大好きなんです。
メジャーな犬種だけでは物足りなくて、ものマイナーなマニアックな犬種が載っているものはないかと探していた当時、研究室に置いてあったこの新犬種大図鑑を見つけて、これだ!と思い、すぐに自分でも購入しました。
犬種の分類はJKCに則って記載されており、説明についてもその犬種の歴史や用途、性格が記載されています。
魅力その③:豊富な写真やイラスト
犬種図鑑というくらいだから、写真が載っているのは当たり前なんですが、420種全部写真が載っています。
初めて聞くような犬種でもその風貌や毛色、顔の形までしっかり載っています。
正直、説明読まなくても写真だけ見たくて購入するのもいいと思います。
そして、犬種によっては1ページに大きく載っていて、その姿は迫力満点!
犬種図鑑というよりは写真集といっても過言ではありません。
ジャケ買い、ビジュ買い、大歓迎です!
魅力その④:犬の飼い方まで載ってます
犬種の説明のみならず、いわゆる犬の言葉や行動の意味が説明されています。
愛情行動や攻撃行動などの説明が載っていて、知っているつもりでも実はニュアンスが違っていたなんてこともあるかもしれません。
また、図鑑の最後には飼い方についても載っていて、飼う犬の選び方や基本的な管理の仕方(健康の確認や、飼育環境の管理など)も載っているので、初めて犬を飼いたいという人にもお勧めできます。
まとめ
いかがだったでしょうか。
初めて買った図鑑ということもあってお気に入りの一冊です。
歴史から飼い方まで、これだけ詳細に載っている図鑑は珍しいんじゃないかな。
イラストや写真も迫力満点なので、ぜひ見ていただきたいです!
ほかにもいろいろな図鑑があるので、紹介させていただきたいと思います。
コメント